2型糖尿病、ヨーグルト摂取による医療費削減の可能性を試算-NIBNほか
2型糖尿病予防にヨーグルトが有効、発症減少による医療費削減効果は?
医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBN)は9月29日、ヨーグルトの摂取量を適量まで増やすことで、日本における2型糖尿病に関連する医療費の削減につながる可能性があることをシミュレーションにより試算したと発表した。この研究は、同研究所と株式会社明治の研究グループによるもの。研究成果は、「Nutrients」に掲載されている。
日本には、糖尿病患者とその予備群が合わせて約2000万人存在する。糖尿病は、心筋梗塞、脳卒中、認知症などのさまざまな疾病のリスクを高め、生活の質を低下させるとともに、医療費を増大させる一因となっている。そ...