基礎疾患のある12~25歳の患者対象にコロナワクチン2回接種後調査-成育医療センター
基礎疾患のある小児や成人に対する安全性データは限定的
国立成育医療研究センターは10月12日、12~25歳の基礎疾患のある患者を対象に、新型コロナウイルスワクチン接種後にどのような症状の「副反応疑い」がどのくらいの頻度であらわれるのか、また新型コロナウイルスに対する抗体を獲得できているかどうかについての研究を行い、その結果を発表した。この研究は、同センター感染症科の庄司健介医長らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal of Infection and Chemotherapy」に掲載されている。
新型コロナウイルスに対するワクチン接種は、その感染や発症、重症化を防ぐ効果が...