新型コロナ感染が嗅覚関連の認知機能や記憶に影響を与える可能性-東大ほか
モデル動物のSARS-CoV-2感染後42日までの嗅上皮と脳の組織解析を実施
東京大学は4月7日、SARS-CoV-2感染後のシリアンゴールデンハムスターの嗅上皮と脳の組織を解析し、嗅上皮での嗅神経細胞と炎症細胞、脳での炎症細胞やシナプスの形態変化を明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医学系研究科外科学専攻耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学、東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の山岨達也教授らおよび杏林大学保健学部臨床検査技術学科の石井さなえ准教授らの研究グループは、テキサス大学医学部ガルベストン校の研究グループとの共同研究グループによるもの。研究成果は、「Scientific...