加齢黄斑変性の日本人の疫学と治療実態を、NDBの解析で明らかに-京大ほか
全国民規模のレセプト情報・特定健診等情報データベースで加齢黄斑変性の実態を調査
京都大学は3月4日、ナショナルデータベース(NDB)のオンサイトリサーチセンターを利用してNDBの全データを解析することにより、治療を要する加齢黄斑変性の発症率や治療実態を、初めて全国規模で明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科眼科学の三宅正裕特定講師、木戸愛同博士課程学生、辻川明孝同教授、国際高等教育院の田村寛教授を中心とした研究グループによるもの。研究成果は、「Ophthalmology Science」にオンライン掲載されている。
近年、日々行われている実際の診療実態を反映したリアルワ...