アミロイドβの悪玉化機構を解明、ADの新規創薬標的も発見-理研ほか
ADの脳でたまる悪玉のピログルAβ、定量的解析は進まず作られる仕組みは未解明
理化学研究所(理研)は10月11日、アルツハイマー病(AD)の脳内でアミロイドベータ(Aβ)が分解されにくい「悪玉」に変化する仕組みを解明したと発表した。この研究は、理研脳神経科学研究センター神経老化制御研究チームの西道隆臣チームリーダー、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科ゲノム創薬学分野の岩田修永教授、マンチェスター大学、名古屋市立大学、量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所らの研究グループによるもの。研究成果は、「Life Science Alliance」にオンライン掲載されている。
Aβが脳内に大量...