COPD患者肺から、炎症シグナルを有する新規2型肺胞上皮細胞を発見-慈恵大
COPD肺の炎症に寄与する特徴的な細胞集団や細胞間相互作用を解析
東京慈恵会医科大学は9月20日、シングルセル解析技術を用いることにより、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の肺において、新規の2型肺胞上皮細胞を同定したと発表した。この研究は、同大内科学講座呼吸器内科の渡邉直昭助教、藤田雄講師、荒屋潤教授、桑野和善講座担当教授、外科学講座呼吸器外科大塚崇講座担当教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「American Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology」オンライン版に掲載されている。
COPDは、喫煙暴露を主体とする環境因...