間質性膀胱炎(ハンナ型)、HLA遺伝子多型が発症に関連-東大病院ほか
正確な診断が困難な難病、病態機序の解明が必要
東京大学医学部附属病院は7月19日、原因不明の難病である間質性膀胱炎(ハンナ型)のゲノムワイド関連解析を行い、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)領域内に存在する、複数のヒト白血球抗原(HLA)遺伝子領域(HLA-DQB1、HLA-DPB1)の遺伝子多型が、その発症に関与していることを同定したと発表した。この研究は、同大医学部附属病院泌尿器科・男性科の秋山佳之講師、久米春喜教授、大学院医学系研究科遺伝情報学の曽根原究人助教、岡田随象教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Cell Reports Medicine」にオンライン掲載されてい...