アルツハイマー型認知症、オキシトシンが認知機能低下改善に有用な可能性-東京理科大
マウスの神経活性障害を回復するオキシトシン、その認知行動特性への影響は不明
東京理科大学は10月24日、アミロイドベータ(Aβ)投与によって作製されたアルツハイマー型認知症モデルマウスにおいて、オキシトシンを脳室内に投与することにより、あるいは脳内への移行性を向上させた「誘導体化オキシトシン」を経鼻投与することにより、マウスの認知行動障害が改善されることを明らかにししたと発表した。この研究は、同大薬学部薬学科の岡淳一郎名誉教授、斎藤顕宜教授、生命創薬科学科の山下親正教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Neuropsychopharmacology Reports」にオンライン掲...