アルツハイマー病疾患修飾薬「長期的な効果を見極めつつ日本でも使用開始を」
第40回日本認知症学会学術集会が2021年11月26日~28日に都内で開かれ、同学会理事長の岩坪威氏(東京大学大学院医学系研究科 脳神経医学専攻 神経病理学分野 教授)が講演した。岩坪氏はアルツハイマー病の根本的な治療を目指す疾患修飾薬※1について、「日本での使用開始にあたっては、継続的な投与による効果を見極めることが大切だ」と話し、国内での使用開始と長期的な投与による治療効果に期待を示した。なお、岩坪氏の講演は26日に行われた。