若年発症肺腺がんの治療につながる遺伝的要因を解明、BRCA2など-国がんほか
40歳以下で発症する肺腺がん、遺伝的要因の解明が重要課題
国立がん研究センターは7月9日、日本人の肺腺がん1,773症例で全ゲノム・全エクソームシークエンス解析を行い、若年発症例(40歳以下)での特徴を調べたと発表した。今回の研究は、同研究所ゲノム生物学研究分野の白石航也ユニット長、河野隆志分野長、張萌琳外来研究員ら、愛知県がんセンター、東京大学医科学研究所、神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター、福島県立医科大学、秋田大学、信州大学、群馬大学、滋賀医科大学、日本赤十字社医療センター、慶應義塾大学医学部、国立健康危機管理研究機構、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター...