ポリファーマシーがアルツハイマー病患者の健康リスクに
毎日たくさんの処方薬を服用しているアルツハイマー病患者は、有害な影響を受けるリスクの高いことが新たな研究で示された。1日に5剤以上の薬を処方されているアルツハイマー病患者は、より多くの症状を抱えやすく、また転倒や入院、死亡といった有害事象が起こりやすいことが明らかになったという。米ドレクセル大学看護学部のMartha Coates氏らによるこの研究の詳細は、「Biological Research for Nursing」に10月8日掲載された。Coates氏は、「多剤併用のアルツハイマー病患者は身体機能が低下しやすく、食事、入浴、着替えといった日常生活動作でより多くの支援を必要とし、杖...