FTLD(前頭側頭葉変性症)治療にガバペンチンが有効な可能性、患者iPS細胞で判明-CiRAほか
FTLD-Tau患者のiPS細胞から作製した神経細胞で治療薬のスクリーニングを実施
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は4月4日、若年性認知症を来す前頭側頭葉変性症(FTLD)患者のiPS細胞既存薬スクリーニングを行い、治療薬候補・治療標的分子を同定したと発表した。この研究は、CiRA増殖分化機構研究部門の今村恵子特定拠点講師および井上治久教授らの研究グループと、大阪大学医学部附属病院神経科・精神科の池田学教授、森康治講師、量子科学技術研究開発機構(QST)量子医科学研究所の樋口真人センター長、新潟大学脳研究所の佐原成彦特任准教授(2025年3月31日までQSTに所属)、川崎医科大学の...