日本人乳がんサバイバー、がん以外の病気の発症リスクを明らかに-筑波大ほか
乳がんサバイバーで心不全や骨折、うつなどの発症リスク高
筑波大学は4月1日、医療レセプトデータを解析し、日本人女性の乳がんサバイバーが同年齢の一般女性と比べ、どのような病気をいつどれくらい発症しやすいかを解明したと発表した。この研究は、同大医学医療系社会医学グループデジタルヘルス分野/ヘルスサービスリサーチ分野の岩上将夫教授らの研究グループによるもの。研究成果は「The Lancet Regional Health – Western Pacific」に掲載されている。
乳がんは日本を含む世界の国々で罹患率が高いがんである。乳がんは早期発見や治療の向上により、生存率が向上しており、乳がん...