心筋梗塞をはじめとする冠動脈疾患※1、脳梗塞などは、動脈の血管が硬くなる「動脈硬化」によって生じる動脈硬化性疾患と呼ばれ、日本における主要な死因の1つであると同時に、健康寿命※2を縮める要因となっている1）。したがって、動脈硬化性疾患の予防および治療は健康長寿社会の実現を目指す上で非常に重要である。動脈硬化の危険因子としては、脂質異常症や喫煙、高血圧、糖尿病による高血糖などがある。
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