新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)との闘いを巡り、海外では人々の行動を制限するロックダウン、わが国では外出の自粛など感染対策に必要な要請を行う緊急事態宣言などによって、経済活動の停滞を余儀なくされてきた。ところが最近では、治療薬やワクチンの開発、病態の解明が進んできたこともあり、感染制御と経済活動の回復を目指した「Withコロナ時代」をどう切り開いていくかを考える局面を迎えている。
Withコロナ時代では、どのような新型コロナウイルス検査の体制が求められるのだろうか。宮地勇人先生(東海大学医学部基盤診療学系臨床検査学 教授)にご解説いただいた。(取材は2021年10月21日にオンラインで実施、全5回)

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