高尿酸血症が後年の心房細動リスクに関連――AHAニュース
中年期に尿酸値が高いとその数十年後に、不整脈のリスクが大幅に上昇する可能性を示唆する研究結果が、「Journal of the American Heart Association」に1月12日掲載された。尿酸値の高いことが、血栓症や脳卒中、心不全などにつながる心房細動の発症に重要な役割を果たしている可能性が考えられるという。
論文の筆頭著者であるカロリンスカ研究所(スウェーデン)のMozhu Ding氏によると、尿酸とはプリン体が分解される際にできる物質であり、プリン体はアルコール、特にビール、赤身肉、内臓、ベーコン、イワシ、ニシン、ホタテ貝、ムール貝などの食品に大量に含まれているとい...